松江市議会 2021-06-29 06月29日-03号
津波に備えた海抜15メートルの防波壁や、万が一それを上回る高さの津波があった場合に、発電所内への浸水を防ぐ水密扉、炉心が損傷するような事故に備えて、原子炉内の燃料や燃料プールを冷やす手段の多重化や多様化、炉心損傷が発生した場合にもさらなる事故への進展や、外部への放射性物質の放出量を低減するフィルタつきベント設備など、随所に福島事故の教訓が生かされているという印象を持ったところであります。
津波に備えた海抜15メートルの防波壁や、万が一それを上回る高さの津波があった場合に、発電所内への浸水を防ぐ水密扉、炉心が損傷するような事故に備えて、原子炉内の燃料や燃料プールを冷やす手段の多重化や多様化、炉心損傷が発生した場合にもさらなる事故への進展や、外部への放射性物質の放出量を低減するフィルタつきベント設備など、随所に福島事故の教訓が生かされているという印象を持ったところであります。
先般の視察では、福島第一原発の事故を教訓にした、津波に備えた防波壁や原子炉内の燃料や燃料プールを冷やす手段の多重化など、市民の皆様の安心・安全を守るための対策が講じられていることを確認いたしましたが、中国電力においては、引き続き安全性の向上に努めていただきたいと考えております。
2号機の適合性審査状況は、審査項目の大部分が終了していますが、防波壁の設計方針を見直すこととし、今後、防波壁の強化、地盤改良工事が進められます。 なお、規制庁から中国電力株式会社に対し、見通しの甘さ等の指摘もありました。 3号機の適合性審査については、一昨年、国に対して申請していますが、2号機の審査が概ね終了しなければ具体的な審査には入れない状況です。
まず、島根原発の防波壁設計方針の見直しについて伺います。 去る8月20日に開催された第888回適合性審査において、中国電力側が津波に対する防波壁、波を防ぐ壁ですけれども、これの設計方針の見直しを表明して、規制庁側に説明しました。まだ議事録が公表されていませんので、公開されている当日の映像をインターネットで見ました。
防波壁西側の表層滑りの可能性や大山噴火による火山灰の影響評価の話などありますが、これらはいずれも審査の進捗に大きなブレーキになるとは思えません。このまま順調に行けば、年内にも審査完了となるのではないかと期待しております。そうなれば、立地自治体であるこの松江市が、再稼働に向けていつどのように判断し結論を出すかに注目が集まります。 そこで、市長にお尋ねします。
しかしながら、これは私もかねてから言っておりますけれども、例えば防波壁の強度につきましては一定の基準が示されていない、数字的な科学的な基準が示されていないということでございまして、これはやはり今後審査の段階できちっと科学的な根拠に基づいて慎重にチェックをしてもらう必要があるのではないかと感じたところでございます。
担当者から概況説明の後、構内、免震重要棟、防波壁の建設現場、緊急用発電機等の視察をいたしました。また、3号機建屋内の視察、そしてその後、総括質疑を行ったところでございます。 その中で、まず災害対策といたしましては、昨年発生した東日本大震災の教訓を受け、次のような対策が講じられておりました。
陳情第40号「島根原発をなくし、再生可能エネルギーへの転換を求めることについて」は、初めに、陳情者から、最悪の事態を想定すれば、防波壁の高さを高くすることより、島根原発1、2号機を再稼働させず、3号機もその進捗状況にとらわれず、新規稼働させない決断こそ今求められている。
津波対策についても、海抜15メートルの防波壁の設置工事開始やバックアップ電源の確保を初め、細部にわたり何重もの対策が講じられており、その投資も新たに400億円と伺っております。以上の理由により、国の検証結果やエネルギー計画の見直しなどを踏まえた上で判断をすべきであり、早急な原発の廃止や再稼働の中止などの申し入れには慎重にならざるを得ず、本請願に不採択とする委員長報告に賛成するものであります。
緊急安全対策における防波壁の高さ15メートルは、この押し波の評価結果に加え、福島第一原発での実際の押し波最大高さを考慮したものであると聞いております。津波が発生したときの押し波、引き波の高さは、科学的には、津波発生源の海底地盤の動き方や、津波発生源と津波到達点との間の海底地形などによって決まるものであり、一概に押し波と引き波の高さが同じになるとは限らないと理解しております。
中国電力においては、平成25年度を目途にT.P.プラス15メートルの防波壁を計画されておりますが、東日本大震災では、あの世界に誇るスーパー堤防も破壊されてしまいました。高さだけでなく、強度についても検討する必要があると思います。